
2月13日発売!
第2波到来! もはや制御不能!
急増する犯罪、EUの混乱、国民感情と乖離する政治・メディア。
これは明日の日本か!?
2020年以降、反省のないまま難民第2波が起きて、問題は確実に深刻さを増している。
ほぼ修復不能といって大げさではないだろう。(本文より)
メルケル元首相の国境開放による混乱を詳述した2019年刊『移民 難民 ドイツ・ヨーロッパの現実 2011-2019』に続く衝撃の報告、第2段。
<目次>
◆第1章 犯罪・暴動─様変わりするドイツ社会
悲鳴をあげる自治体
イスラムテロの犠牲者たち
移民の増加と犯罪の増加の相関関係
警官をターゲットにした大暴動
ドイツのタブー「ユダヤ問題」が再燃
外国人マフィアの温床になったドイツ
治安の良い都市が大暴動に見舞われる
◆第2章 ノーを突きつけるEU諸国
フランスの移民政策の失敗を露わにした大暴動
「ウクライナ難民は歓迎、中東難民は拒否」がまかり通る
「国境の壁」を張り巡らせたポーランド
イタリア女性首相の毅然たる難民対策
◆第3章 EUを混乱に陥れたのは誰か
メルケルの「我々はやれる!」で始まった悪夢
ほころびかけたEUが抱える時限爆弾
移民大国ドイツの複雑な「差別」事情
EU諸国の懸念をよそに移民法を改正
瓦解するドイツ政治
◆第4章 難民たちはこうしてやって来た
美しいカナリヤ諸島にアフリカ難民が殺到
密航を斡旋する犯罪組織
数百人の溺死者が出ても……
EUをめざす難民の危険なルート
◆第5章 日本は「ドイツの今」に学べ
ドイツは日本の近未来か
人口減少の日本は、安易に移民に頼るな
<著者プロフィール>
作家。日本大学芸術学部卒業後、渡独。シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ヨーロッパの政治・文化・経済を、生活者として鋭い感性で分析。
2016 年『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が第36回エネルギーフォーラム賞・普及啓発賞を受賞、18年『復興の日本人論 誰も書かなかった福島』(弊社刊)が第38 回の同賞特別賞を受賞。
その他の主な著書に、ベストセラーとなった『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』(講談社α新書)、『世界「新」経済戦争』(KADOKAWA)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)、『そしてドイツは理想を見失った』(角川新書)、『移民難民 ドイツ・ヨーロッパの現実 2011 ?2019』(弊社刊)、近刊に『ドイツの失敗に学べ』(ワック新書)がある。