人口減少は恐れるに足りない、
瀕死の重体 第一次産業を救え!
大手企業の欧米現地法人社長として世界でビジネスを展開しつつ
メルマガで日本の魅力を発信し続けてきた著者が描く
日本復活へのグランドデザイン!
コロナ禍で露呈したのは、日本がいかに脆弱な国だったかということでした。
近代以降の日本は西洋的な物質文明を追いかけた結果、物質的には豊かになりましたが、極端なグローバル化と都市化をもたらし、結果として国家社会としての自立性、自然と社会の循環性、人口の分散性、暮らしの適応性を見失ってしまったのです。これらの問題がすべて地方と農林水産業にしわ寄せされています。
本書は、今回のコロナ禍をグレート・リセットのチャンスと捉え、
縄文以来の日本の特性に立って、人口適正化、地方分散、農林水産業の再生による
真に人間らしい、持続可能な発展のあり方を描きます。
・著者プロフィール
伊勢雅臣(いせ・まさおみ)
経営学博士、「国際派日本人養成講座」編集長。
1953年東京生まれ。東京工業大学社会工学科卒。大手製造企業に就職。社員留学制度により米国カリフォルニア大学バークレー校に留学。経営学修士(MBA)、経営学博士(Ph.D.)を取得。生産技術部長、事業本部長、常務執行役員などを歴任。2010年よりイタリア現地法人社長、2014年より米国現地法人社長。海外滞在11年、駐在・出張・観光で訪問した国は5大陸40カ国。ビジネスの傍ら1997年にメールマガジン「国際派日本人養成講座」を創刊、以後23年にわたり編集長として発信を続け、現在の読者4万人。筑波大学・日本語日本文化学類・非常勤講師。公益社団法人国民文化研究会理事も務める。