<9月1日発売>
**8月23日(金)一部入荷。先行発送いたします!**
幕末の混乱、対外危機、大災害、教育の刷新……
国の行く末を左右する局面で、常に天皇は国民の進むべき方向を示された!
日本の歴史上、膨大な数にのぼる「天皇のお言葉」(みことのり)。
それは、時代時代の天皇の意思が凝縮して示された第一級史料といえます。
本書は、長年にわたり「みことのり」研究を続けてきた著者が、平成、昭和、大正、明治から江戸中期まで、時代を遡る形式で重要な「みことのり」20詔を謹撰。
みことのり発出の時代背景を示しつつ、格調高い「みことのり」本文に語釈を加え、丁寧に解説した、画期的な本です。
本書で取り上げた250年間には、幕末明治維新と大東亜戦争の敗北という未曾有の危機がありました。わが国がこの国家存亡の危機をどう乗り越えることができたのか。本書を通読されれば、いつの時代にも危機の打開の中心に天皇がいらしたことが見えてきます。──本書より
令和によみがえる珠玉の20詔。
上皇陛下──東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば ほか
昭和天皇──食糧難克服に関する御言葉/年頭、国運振興の詔書/大東亜戦争終結の詔書 ほか
大正天皇──(摂政御名)国民精神作興に関する詔書
明治天皇──教育に関する勅語/大日本帝国憲法発布の上諭/廃藩置県の詔/五箇條の御誓文 ほか
孝明天皇──時局を御軫念御述懐の勅書
仁孝天皇──征夷大将軍徳川家斉を太政大臣に任じ給ふの詔
光格天皇──賀茂・石清水両社臨時祭の御再興に関する宸翰御趣意書
後桜町天皇──譲位の宣命
桃園天皇──垂加流神道に関して近衛内前に質し給へる御沙汰書