外から見ていると、今の日本はかなり危うい。
──3.11以降、日本に対するフェイクニュースがあふれていたドイツからやって来た著者が見た福島とは? そして、日本とは?
巨額の賠償金による住民の「分断」
ドイツでは考えられない東電の謝罪方式
事実とはほど遠い風評
福島の不幸を喧伝するメディア
報道よりもずっと先を行く福島
ドイツ再エネへの勘違い…
ドイツ在住35年の著者が、福島に足を運び、丹念に取材を重ね、2年の歳月をかけて書いた本。
<目次>
序章 ドイツから3.11後の福島へ
1章 巨額の賠償金が生んだ「分断」
2章 東電は謝罪していないのか
3章 風評を作り続けるマスコミ
4章 報道よりもずっと先を行く福島
5章 ドイツの失敗を繰り返すな
6章 日本が原子力を選択した日
7章 復興への希望と力